心のずっと奥から覗く人生

ひとりになると考えてしまう。
友人といる時は明るく平静を装っていても。
このブログを書き始めるにあたってなるべく前向きなことを書こうと思っていたけど、ネガティブで後ろ向きな発言が多くなりそうだ。
でも嘘をつくわけにはいかない。
本音を語ること、それを誰かが読んでくれることで意味ができたらと思ってはじめたわけだから。
人生とは何だろう。
昔からよく考える。
若いときは辛かったけど目標に向かって努力できた。
人生は努力すれば夢に向かって進んでいくものだと信じていた。
振り返れば目標は妄想に過ぎなかったのだけど。
30後半になって、僕が思い描いていた理想像や僕が思い描いていた人生とは乖離してきた。
最近になって何も残っていないことに誰も幸せにできていない自分に虚しさと後悔を感じている。
僕は独身でうだつの上がらない人間だ。
こんな僕でも何人かの異性と出会ってきた。
付き合ったことはない。
でもあの時なんかもう少し勇気を出していればともう少しプライドを捨てていればと思うことがある。
何もしてあげられなかったあなたにごめんねと伝えたい。
おそらく僕の自惚れなのだけど、
あの時は精一杯で最善だったんだ。
人生とはうまくいかないもんだと歳をとった事を言ってみて
自分を納得させている。
これを読んでくれるあなたは若く僕のことを見苦しいと思うかもしれない。もしくは年長者でまだまだ青いと思うかもしれない。
そう僕はまだ人生を歩んでいる途中である。
前に進むことあれど後ろに戻ることはない人生だから
また一歩ずつ進むだけ。
なるべく小さな幸せと不幸せを集められればそれで十分。
吐き出させてくれてありがとう。
そしてそんなあなたが幸せでありますように。

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